米新聞チェーンのガネット、108人採用…と書くと良い話のように思えますが、実は… #新聞 #採用 #リストラ : DON
この記事を報じているインディアナポリス・スター紙のビル内にガネットのイメージングセンター(製版関係かな)とデザインセンター、デジタル雇用セールスセンターなどが入居しています。またガネットの全国共通サービスセンター(以前はトピックス・ニュースペーパーズと呼ばれていたそうです)がフィッシャー紙のビルの中にあります。
こうした部門はガネットのグループ全体の共通のサービスを行う所だそうです。今回の採用で、ガネットの都市部での雇用は1100人となり、2007年と比べ10%増える格好になるそうです。
ガネットの本社� �バージニアにあり、インディアナポリス・スター紙やUSAトゥデーなど80紙を傘下に収めています。
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何の教区がferriday位置しています
短かいし、要領を得ない記事だと思われた方は多かろうと思います。ガネットの従業員が情報を交換する労組系ブログ「ガネットブログ」では、早速この話を取りあげています。矢張り、裏があったようです(2011年11月29日付け)。
このブログによると、要するにガネットでは上記のインディアナポリス・スター紙のビル内にあるセンターと、フィッシャー紙のビル内のセンターにある部署の108人を採用するのだそうです。
要するに、転籍って事ですよね。
この無署名の記事は、配属先を開示していない。恐らくガネットの全部署から来るのだろう。実際、最近の部門統合を考えるなら、インディアナポリスでは仕事が増えたが、フィッシャーでは大幅な雇用減となるだろうとガネットブログ。
georgiasのマスコットは何だったの
ブログによると、ガネット・イメージングセンターとデザインセンターというのは広告の製版や写真処理などを行う所だそうです。またデジタル雇用セールスセンターは求人広告の制作部署、全国共通サービスセンターは新聞購読に必要なアカウントの処理を行う所なんだそうです。
記事では「今回の採用で、ガネットの都市部での雇用は1100人となり、2007年と比べ10%増える」とあるが、この数字は困惑させる。2008年には、スター紙単独で1400人近くの従業員を抱えていた。当時の記録には、そう書いてある。
昨年末時点でのガネットの雇用者は、全世界で32万6000人だった(最新報告による)。これは2007年から29%の減少だ。そして、20 07年と対照したのは、スター紙がそうしているからだ。
2008年にガネットがインディアナポリスの財務センターの雇用を200人にする計画があると発表した際、スター紙では税額控除などで93万5000ドルの利益が出ると報じていた。今回の報道では、そうした減税の恩恵が書いていない。
スーは、自己の記憶を下回る
あ~、要するに税金対策って訳ですか。
ちなみに、インディアナポリス・ビジネス・ジャーナルという地元のメディアが今回の雇用について報じようとした際、スター紙の発行人であるカレン・クロッチフェルト氏が外出中で、コメントが取れなかったそうです。
また、ガネットでは傘下のデス・モイン紙にもイメージングセンターとデザインセンターを抱えています。2008年には第2の財務センターをスプリングフィールドに作る計画もあったそうです。
不況で儲からない以上、少しでも節税を、その為には組織再編をというのが、どうやら裏事情としてあるようですね。結局の所、明るい話でも無さそう。というか、引っ越しを伴うような転籍なら、対象者にとって迷惑な話ではあります。
いずれにせよ、ガネットの茨の道は続いているようです� �。
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